ラベルさん宅配のおかずを頼む画面に、特定原材料の欄を出している会社と、出していない会社があります。
先に結論です。6社の商品ページを開いて、商品ごとのアレルギーの欄が出たのは2社でした。モグモとFIT FOOD HOMEです。わんまいるは欄の形ではなく、原材料名の末尾に「(一部に小麦・大豆・鶏肉を含む)」という形で入っていました。パルシステム、コープ自然派、ワタミの宅食ダイレクトは、公開されている商品ページに出てきません。
この記事に書くのは、欄があるか、ないかだけです。どの会社が向いているかは書きません。6社とも利用していないので、味や量にも触れられません。確かめたページのURLと取得日は、会社ごとに載せました。ページはすべて2026年9月5日に開いています。
表示が決まっているのは9品目、勧められているのが20品目

消費者庁が出している食物アレルギー表示の資料を開き、品目の区分だけを写しました。区分は2段になっていて、書かなければいけないものと、勧められているものに分かれます。
| 区分 | 品目数 | 品目名 | 表示 |
|---|---|---|---|
| 特定原材料 | 9品目 | えび、カシューナッツ、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生 | 義務 |
| 特定原材料に準ずるもの | 20品目 | アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、ピスタチオ、豚肉、マカダミアナッツ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン | 推奨(任意) |
容器包装された加工食品に必ず書かれるのは、上の9品目です。20品目は勧められているだけなので、書かれていない商品があります。
この区分は動きます。消費者庁の食物アレルギー表示のページにある令和8年4月1日の事務連絡で、カシューナッツが義務の9品目に加わりました。2年間の経過措置期間が置かれています。同じ日に、ピスタチオが推奨の20品目に入り、まつたけは令和6年3月の事務連絡で外れています。
6社の商品ページを開いて、アレルギーの欄が出るかだけを見た

提携している6社の公開ページを、加入も注文もしていない状態で開きました。見たのは1点だけです。商品ごとに、特定原材料等の品目名が並ぶ欄が画面に出るかどうか。
| 会社 | アレルギーの欄 | 画面に出る形 | 原材料名 |
|---|---|---|---|
| モグモ | 出る | アレルゲンとコンタミネーションの2つの欄 | 商品ページに全文 |
| FIT FOOD HOME | 出る | [アレルギー]という見出しで品目名 | 商品ページに材料の一覧 |
| わんまいる | 出ない | 原材料名の末尾に「(一部に◯◯を含む)」 | 商品ページに全文 |
| パルシステム | 出ない | ― | 公開ページに出ない |
| コープ自然派 | 出ない | ― | 公開ページに出ない |
| ワタミの宅食ダイレクト | 出ない | ― | 公開ページに出ない |
欄の形で出したのは、モグモとFIT FOOD HOMEの2社でした。
どのページを開いたのかも書いておきます。取得日はすべて2026年9月5日です。
| 会社 | 確かめたページ | 開いた件数 |
|---|---|---|
| モグモ | https://mogumo.jp/shop/products/MT-44 | 商品ページ24件 |
| FIT FOOD HOME | https://store.tavenal.com/product/detail/100 | 商品ページ15件 |
| わんまいる | https://www.onemile.jp/product/3328(2026年9月11日時点で公式の商品ページは見つかりませんでした) | 商品ページ4件 |
| パルシステム | https://item.pal-system.co.jp/frozen-food/aji-fry/ | 冷凍食品10件 |
| コープ自然派 | https://www.shizenha.ne.jp/item/allergy/ | 商品案内7ページ |
| ワタミの宅食ダイレクト | https://www.watami-takushoku-direct.jp/shop/sets/2 | 注文ページ4件 |
原材料名を注文前に読めるかどうかは、14社を1枚に並べた記事で別に確かめてあります。この記事はアレルギーの欄だけを見ているので、そちらとは仕分けの結果が変わります。
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欄が出た2社は、品目名がそのまま並んでいた

2社の商品ページを1件ずつ開き、欄に何が書かれているかを写しました。並べるのは品目名と、その欄の数だけです。
- モグモ/商品ページ24件のすべてに「アレルゲン」の欄がありました。ふわふわたまごのオムライスは卵・乳成分・小麦・大豆・鶏肉・ゼラチンの6品目、国産鶏ももの照り煮は小麦・鶏肉・大豆の3品目です。「コンタミネーション」の欄も24件中23件にあり、「なし」と書かれた商品と、注意書きが入る商品に分かれます。やわらかお肉のすきやき風煮には「本品製造工場では、えび・くるみ・卵・乳成分・ごま・さけ・さば・鶏肉・豚肉・やまいも・ゼラチンを含む製品を製造しております」とありました
- FIT FOOD HOME/商品詳細のページに[原材料]と[アレルギー]が続けて出ます。開いた15件のすべてに欄がありました。牛肉とひよこ豆の煮込みは卵・小麦・大豆・オレンジ・リンゴ・鶏肉・牛肉の7品目、白味噌と純米本みりんが香る国産鰆の西京焼きは大豆の1品目だけです。出汁香る鮭の焼き漬けの欄には、特定原材料等ではない水酸化カルシウムも一緒に並んでいました
2社とも、注文する画面のなかで品目名まで読めます。品目数と品目名の中身は、モグモの60商品を確かめた記事とFIT FOOD HOMEの14商品を確かめた記事にそれぞれ書いてあります。
わんまいるは欄ではなく、原材料名の末尾に入っていた

わんまいるの商品ページを4件開いて、「アレルゲン」という見出しが画面に出るかを見ました。見出しは1件も出ません。かわりに入っていたのが、原材料名の末尾の一括表示です。
健幸ディナーは1食3袋。商品ページには、その週の15袋から18袋ぶんの原材料名がまとめて並びます。そのそれぞれの最後に「(一部に小麦・大豆・鶏肉を含む)」「(一部に乳成分・小麦・りんご・大豆・鶏肉を含む)」といった書き方が続いていました。4ページで15か所から18か所です。
読む場所が違うだけで、注文前に品目名まで出ている状態は変わりません。ただし、袋ごとに書かれているので、1食ぶんをまとめた形にはなっていません。わんまいるの30袋を確かめた記事で使ったページと同じところです。
注文前に読めない3社が、かわりに出しているもの

残る3社の公開ページを、合わせて21件開きました。アレルギーの欄も原材料名も出ません。そのかわりに公開されているものを、1社ずつ書き出します。
- パルシステム/冷凍食品の商品ページ10件に、アレルギーの欄も原材料名も出ませんでした。表示の決まりは公式のよくある質問に書かれています。カタログは「特定原材料8品目」と大豆、インターネット注文サイトとアプリは「特定原材料8品目」「特定原材料に準ずるもの20品」と米。どちらも加入したあとの画面です。配達は関東の1都11県に限られます
- コープ自然派/商品案内の7ページを開きましたが、商品ごとの原材料名は出ません。「アレルギー対応商品」というくくりのページはあり、4商品の紹介文に「卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆不使用」のような書き方が載っています。そこにも原材料名の全文はなく、くわしくは商品案内(カタログ)を見てくださいと書かれていました。カタログは組合員向けで、配達は近畿と四国の2府8県だけです
- ワタミの宅食ダイレクト/注文ページ4件に出るのは、熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量でした。「避けたい食材を選択してください」という29品目の絞り込みはありますが、同じ画面に「食材フィルターはアレルギーには対応しておりません」と書かれています。公式のよくある質問にある「原材料の確認方法について」の答えは、「パッケージの一括表示よりご確認ください」の一文でした
3社とも、届いた容器には法律どおりの一括表示が貼られます。読める時期が後ろにずれるだけで、表示がない状態ではありません。ワタミの数字の中身は食塩相当量まで並べた記事にまとめてあります。
画面に出ている数え方は、会社ごとに違っていた

6社の画面に、品目の数が書かれている場所がいくつかありました。制度は9品目と20品目ですが、そのとおりにはそろっていません。書かれていた数を、そのまま並べます。
- モグモの絞り込み画面/「除外したい食材を選択してください(28品目)」。内訳は「特定原材料8品目」と「特定原材料に準ずるもの20品目」で、カシューナッツは準ずるもの20品目に入れられています
- ワタミの宅食ダイレクトの食材フィルター/29品目。魚醤(魚介類)が入っていて、ピスタチオは入っていません
- パルシステムのよくある質問/カタログは「特定原材料8品目」と大豆、注文サイトとアプリは「特定原材料8品目」「特定原材料に準ずるもの20品」と米
- コープ自然派の商品紹介文/「特定原材料アレルギー表示25品目を使用せずにつくりました」と「特定原材料8品目を持ち込まない専用工場で製造しています」の2通り
28品目、29品目、25品目、8品目。同じ制度を指しているのに、画面ごとに数が違います。義務の品目にカシューナッツが加わったのが2026年4月1日なので、そのまえの区分で書かれたままの画面が残っているためです。
ここで断っておきます。この記事で確かめたのは、欄が画面に出るかどうかだけです。欄があることは、その商品について何かを保証するものではありません。書かれている品目名も、各社が自分の画面に載せると決めたぶんです。
最後に表示を確かめるのは、届いた容器の一括表示を読むあなた自身です。売り場で表示を読むときの見方は、スーパーで無添加の食品を探す記事にまとめました。
よくある質問
- Q注文する前に、商品ごとのアレルギーの欄が出るのは何社ですか?
- A
今回の6社では2社です。モグモとFIT FOOD HOMEが、商品ページに品目名の並ぶ欄を出しています。わんまいるは欄の形ではなく、原材料名の末尾に「(一部に◯◯を含む)」が入ります。パルシステム、コープ自然派、ワタミの宅食ダイレクトは、公開されている商品ページに出てきません。
- Q特定原材料はいま何品目ですか?
- A
消費者庁の資料では、令和8年4月の時点で表示が義務づけられている特定原材料が9品目、表示が勧められている特定原材料に準ずるものが20品目です。カシューナッツは令和8年4月1日の事務連絡で義務の9品目に加わり、2年間の経過措置期間が置かれています。
- Q欄を出していない会社は、表示をしていないのですか?
- A
そうではありません。容器包装された加工食品には表示が義務づけられていて、届いた容器には貼られています。通販の商品ページに同じ内容を載せることまでは、決まりで求められていません。分かれているのは、注文する前に読めるかどうかの1点です。
- Q画面に書かれている品目の数が会社ごとに違うのはなぜですか?
- A
各社が自分の画面に何を並べるかを決めているためです。今回は28品目、29品目、25品目、8品目と大豆、という4通りの書き方がありました。義務の品目にカシューナッツが加わったのは2026年4月1日なので、そのまえの区分のまま残っている画面もあります。数の食い違いに気づいたら、届いた容器の一括表示で読み直すことになります。
まとめ:注文前にアレルギーの欄が出たのは、6社のうち2社だった

6社ぶんの商品ページを開いて出た答えは、次の4行です。
- 商品ごとのアレルギーの欄が画面に出たのはモグモとFIT FOOD HOMEの2社。モグモは24件、FIT FOOD HOMEは15件のすべてに欄があった
- わんまいるは欄の形では出ないが、原材料名の末尾に「(一部に◯◯を含む)」が4ページで15か所から18か所
- パルシステム、コープ自然派、ワタミの宅食ダイレクトは、公開されている21ページのどこにも出てこない
- 制度は義務が9品目、推奨が20品目。画面に書かれていた数は28品目・29品目・25品目・8品目と大豆でそろっていない
頼む前にやることは1つです。気になる会社の商品ページを開いて、アレルギーの欄があるかどうかだけを見る。欄があれば品目名まで先に読めますし、なければ届いた容器を読む順番になります。
くり返します。ここに書いたのは、欄があるか、ないかだけです。表示を確かめるのは、読むあなた自身です。
(PR)お試しセットなら、お安く始めることもできます。住んでいる地域で選べます。
- 全国:FIT FOOD HOME(冷凍のおかず・単品は5個から)

- 全国:わんまいる(旬の手作りおかず)

- 関東(1都11県):生協の宅配パルシステム

- 近畿・四国:生協の宅配コープ自然派(青果の6割以上が有機)


