ラベルさん宅配のトップページに出ている送料は、たいてい本州の金額です。北海道と沖縄に住んでいる人は、その数字のまま注文できません。
先に結論を書きます。公式に地域別の金額を出していた4社で、北海道と沖縄の送料は本州の1.3倍から2.7倍でした。上乗せの額でいうと、いちばん小さいのが330円、いちばん大きいのが1,565円です。3倍になる会社はありませんでした。
そして、この上乗せを1回の食数で割ると、1食あたり22円から313円まで開きます。同じ会社でも、1回に何食たのむかで倍以上ちがう数字になりました。
この記事では、宅配6社の送料を各社の公式ページから書き写して、本州・北海道・沖縄の3列で並べます。金額はすべて税込で、2026年9月5日に各社の公式サイトで確認したものです。送料は改定されます。注文の前に、公式サイトの表示をご覧ください。
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北海道と沖縄で送料が上がるのは、冷凍便の運賃がそこだけ別建てだから

宅配6社の公式ページで、送料の書き方を確認しました。4社は地域別の金額を出していて、北海道と沖縄だけ別の行に分けています。
理由は運賃の仕組みにあります。冷凍おかずも冷蔵の惣菜も、ヤマト運輸のクール宅急便で運ばれます。宅急便の運賃は本州のなかなら距離が延びても上がり方がゆるやかですが、海をまたぐ北海道と沖縄は別の運賃表になります。宅配会社はその差を、そのまま送料の行に足しています。
だから、公式の「全国一律」という言葉には続きが付きます。わんまいるは「本州・四国・九州は送料1,080円(税込)」と書いたうえで、すぐ横に「※北海道・沖縄県は特別配送料金:2,645円(税込)」と添えています。FIT FOOD HOMEも「定期購入:無料」の下に「※一部エリアでは別途追加料金が発生いたします」と書いています。
読む側からすると、順番が逆だと困ります。値段と中身を見比べて候補を2社に絞ってから、最後の画面で1,565円が乗る。それを避けるには、住所の行を最初に見ておくことです。
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4社の送料を、本州・北海道・沖縄の3列で並べた

宅配便で届く4社の公式ページから、送料の金額をそのまま書き写しました。上乗せ額は、その会社の本州の金額を引いた差です。すべて税込で、2026年9月5日の表示です。
| 会社(区分) | 本州 | 北海道 | 沖縄 | 北海道の上乗せ | 沖縄の上乗せ |
|---|---|---|---|---|---|
| わんまいる | 1,080円 (本州・四国・九州) | 2,645円 | 2,645円 | +1,565円 | +1,565円 |
| ワタミの宅食ダイレクト | 880円 (本州・四国・九州) | 1,210円 | 2,420円 | +330円 | +1,540円 |
| FIT FOOD HOME(都度購入) | 990円 | 1,540円 | 2,090円 | +550円 | +1,100円 |
| FIT FOOD HOME(定期購入) | 0円 | 550円 | 1,100円 | +550円 | +1,100円 |
| モグモ(8食・12食/60サイズ) | 1,100円 (関東) | 1,500円 | 1,750円 | +400円 | +650円 |
| モグモ(18食・24食/80サイズ) | 1,190円 (関東) | 1,600円 | 2,200円 | +410円 | +1,010円 |
※ワタミの宅食ダイレクトは、2026年10月1日のご注文分から送料を本州・四国・九州990円、北海道1,320円に改定すると公式に告知しています(沖縄は2,420円のまま。定期でのお届けは10月2日の受注確定分から)。この記事のワタミの金額は、改定前のものです。
上乗せがいちばん大きいのは、わんまいるの1,565円でした。北海道と沖縄を同じ金額にしているのも、この4社ではわんまいるだけです。
各社の書き方を、公式の言葉のまま補足します。
- わんまいる…商品ページに「本州・四国・九州は送料1,080円(税込)※北海道・沖縄県は特別配送料金:2,645円(税込)を頂戴しております」「※いくつ注文しても送料は一律変わりません」と記載
- ワタミの宅食ダイレクト…ご利用ガイドの「送料・配送」に「1回のご注文につき、送料(税込)【本州・四国・九州】880円【北海道】1,210円【沖縄】2,420円」と記載
- FIT FOOD HOME…よくある質問に「都度購入:990円(税込)/回 定期購入:無料」「・北海道 : 550円(税込)/ 回 ・沖縄 : 1,100円(税込)/ 回」と記載。定期は本州が0円なので、北海道と沖縄だけ金額が発生します
- モグモ…よくある質問の送料ページに、都道府県別の一覧が画像で置かれています。2026年6月1日以降の税込価格で、クール宅急便の料金を含んだ金額と注記があります
本州の側にも幅があります。モグモの60サイズは南東北・関東・信越・北陸・中部が1,100円で、北東北と関西と四国が1,190円、中国が1,170円、九州が1,150円でした。ここでは関東を基準にしています。
本州の何倍か。いちばん重い沖縄でも2.7倍で、3倍の会社はなかった

4社の金額を、本州を1としたときの倍率に直しました。小数第2位は切り捨てています。もとにした金額は変えていません。
| 会社(区分) | 北海道は本州の | 沖縄は本州の |
|---|---|---|
| わんまいる | 2.4倍 | 2.4倍 |
| ワタミの宅食ダイレクト | 1.3倍 | 2.7倍 |
| FIT FOOD HOME(都度購入) | 1.5倍 | 2.1倍 |
| FIT FOOD HOME(定期購入) | 倍率にできない(本州が0円) | 倍率にできない(本州が0円) |
| モグモ(60サイズ) | 1.3倍 | 1.5倍 |
| モグモ(80サイズ) | 1.3倍 | 1.8倍 |
いちばん重かったのはワタミの宅食ダイレクトの沖縄で2.7倍、次がわんまいるの2.4倍です。3倍になる会社はありませんでした。
倍率で見ると、順番が入れかわります。北海道でいちばん軽いのはワタミの宅食ダイレクト(1.3倍・+330円)ですが、沖縄では同じ会社が2.7倍・+1,540円で最も重くなりました。北海道の数字だけを見て会社を決めると、沖縄の判断には使えません。
わんまいるは北海道と沖縄をまとめて2,645円にしているので、倍率も上乗せ額も同じです。距離ではなく、本州の外かどうかで分けている書き方でした。
上乗せを1食あたりに直すと、22円から313円まで開いた

上乗せ額を、その回に届く食数で割りました。各社の公式ページに出ている食数の区分をそのまま使い、1円未満は切り捨てています。読む人の財布に直接ひびくのは、この1食あたりの数字です。
| 会社と食数 | 北海道の上乗せ (1食あたり) | 沖縄の上乗せ (1食あたり) |
|---|---|---|
| わんまいる/定期1週間分(5食) | 313円 | 313円 |
| わんまいる/定期2週間分(10食) | 156円 | 156円 |
| ワタミの宅食ダイレクト/10食セット | 33円 | 154円 |
| FIT FOOD HOME/5個 | 110円 | 220円 |
| FIT FOOD HOME/20個 | 27円 | 55円 |
| モグモ/8食 | 50円 | 81円 |
| モグモ/18食 | 22円 | 56円 |
いちばん重いのがわんまいるの1週間分で313円、いちばん軽いのがモグモの18食で22円。同じ「北海道の上乗せ」でも、291円の開きになりました。
理由は単純です。送料は箱ごとにかかるので、1回にたのむ食数を増やすほど、1食あたりの上乗せは小さくなります。わんまいるは5食を10食にするだけで313円が156円に下がりました。FIT FOOD HOMEの沖縄も、5個の220円から20個の55円まで下がります。
ここで注意が要るのが、わんまいるの「いくつ注文しても送料は一律変わりません」という一文です。2,645円は箱の数ではなく1回の注文にかかるので、まとめてたのむほど1食の負担は軽くなります。少量を毎週たのむ形が、北海道と沖縄ではいちばん重い形になりました。
ただし食数を増やすには、入れる場所が要ります。冷凍おかずの箱がどれくらいの体積になるかは、冷蔵4日と冷凍1年で保存のしかたを分けた記事にまとめました。18食が入るすきまがあるかどうかを先に見てから、食数を決めるほうが早いです。
生協2社には送料の欄がない。北海道と沖縄は配達エリアの外だった

パルシステムとコープ自然派は、宅配便4社の表に入れていません。生協は宅配便ではなく自前の車で回るため、送料という項目がなく、代わりに手数料がかかる仕組みだからです。公式ページで配達の範囲と料金の考え方を確認しました。
- パルシステム…公式ヘルプに「東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、長野、静岡、新潟の1都11県で活動しています」と記載(2026年4月10日更新)。料金は「パルシステム手数料」で、公式には「注文がない場合でも、パルシステム手数料が発生します」「パルシステム手数料や、手数料の割引制度は地域によって異なります」とあります
- コープ自然派…公式のよくある質問に「関西(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山)、四国(徳島・香川・愛媛・高知)を中心とした2府8県の組合員が利用する生協」と記載。配達できる郵便番号の一覧も公開されていて、2026年7月21日現在のデータでした
どちらの範囲にも、北海道と沖縄は入っていません。この2社では「上乗せがいくらか」という話にならず、住所を入れた時点で申し込みの画面に進めません。
生協の手数料が宅配便の送料と大きくちがうのは、金額が距離ではなく1回の注文額で動く点です。パルシステムの東京の表では、1回の利用額が12,000円以上なら0円、2,000円未満なら248円でした(税込)。宅配便のように住所で決まる金額ではありません。
加入の条件や出資金まで含めた生協の入り口は、おかず宅配5社を原材料表示だけで並べた記事のほうで扱っています。エリアの中に住んでいる人は、そちらから見比べたほうが早いです。
上乗せが大きい会社が、悪い会社という話ではない

ここまで金額の差だけを並べてきました。数字の読み方を1つだけ補っておきます。
上乗せ額は、冷凍や冷蔵のまま海をまたいで運ぶための費用です。金額が大きいことは、その会社の中身の良し悪しとは別の話になります。わんまいるの2,645円は、北海道と沖縄にも冷凍便で届けるための金額です。届けないという選び方をしている会社もあります。
実際、当サイトで案内しているシェフの無添つくりおきは、公式の料金案内に「送料¥990(税込)」とだけあって、北海道と沖縄の追加額は書かれていませんでした(2026年9月5日に確認)。冷蔵のまま日持ちさせずに届ける形なので、配達できる範囲が本州中心になります。金額が出ていない会社は、まず届くかどうかから確かめる必要があります。
それから、送料を足した実額で会社の順番を比べたい人は、10社11プランを送料込みの1食に直した記事を先に見てください。あちらは全国の代表的なプランで計算した数字なので、この記事の上乗せ額を足すと、北海道と沖縄の実額になります。
中身で比べたい場合は、注文の前に原材料名が読める会社を14社で確かめた記事と、12社の食塩相当量を並べた記事があります。送料は住所で決まりますが、中身は住所では変わりません。
北海道と沖縄で申し込むなら、確かめる順番はこの3つ

公式ページを6社ぶん開いて分かった、確かめる順番を書いておきます。金額を比べるのは3番目です。
- 届くかどうか…生協2社は北海道と沖縄が範囲の外でした。宅配便の4社は届きますが、離島は別の扱いになることがあります。まず郵便番号で判定できる画面を探します
- 1回の食数を決める…上乗せ額は食数で割られます。わんまいるは5食で313円、10食で156円。冷凍庫に何食ぶん入るかを先に数えてから、食数の欄を選びます
- 上乗せ額を足して比べる…(本州の金額+上乗せ額)が、その住所で払う送料です。この数字を本体価格に足してから、会社の順番をつけます
宅配ではなく近所で買いそろえる日もあるはずです。売り場で表示0品目のものを拾った結果は、スーパーの7カテゴリを見て回った記事にあります。ここでいう0品目は、原材料名の表示に添加物が出ていないという意味で、加工助剤とキャリーオーバーは表示が免除されるため書かれていない成分もあります。
よくある質問
- Q宅配弁当の送料は、北海道だといくら上乗せされますか?
- A
今回の4社では330円から1,565円でした。わんまいるが+1,565円、FIT FOOD HOMEが+550円、モグモが+400円(60サイズ)、ワタミの宅食ダイレクトが+330円です。いずれも税込で、2026年9月5日に各社の公式ページで確認しました。
- Q沖縄のほうが北海道より高いのですか?
- A
4社のうち3社はそうでした。ワタミの宅食ダイレクトは北海道1,210円に対して沖縄2,420円、FIT FOOD HOMEは追加が北海道550円に対して沖縄1,100円、モグモは60サイズで北海道1,500円に対して沖縄1,750円です。わんまいるだけは、北海道も沖縄も同じ2,645円でした。
- Q送料の上乗せを軽くする方法はありますか?
- A
1回にたのむ食数を増やすと、1食あたりの上乗せが下がります。わんまいるは5食で313円、10食で156円。モグモは8食で50円、18食で22円でした(いずれも北海道・1円未満切り捨て)。モグモには送料が無料になる「がんばる家族応援コース」もあると公式に書かれています。
- Q生協は北海道や沖縄でも使えますか?
- A
この記事で扱った2社は範囲の外です。パルシステムの公式ヘルプは1都11県、コープ自然派の公式は関西と四国を中心とした2府8県と書いています。北海道と沖縄にはそれぞれ別の生協がありますので、地域の生協を探すことになります。
- Qこの記事の送料は、いつ時点の金額ですか?
- A
2026年9月5日に、各社の公式サイトと公式のよくある質問ページで確認した金額です。FIT FOOD HOMEの追加送料には公式に「2023年10月1日時点の情報です」、モグモの一覧には「2026年6月1日(月)以降の価格」という注記が付いています。送料は改定されますので、注文の前に公式サイトの表示をご覧ください。
まとめ:住所の行を先に開けば、最後の画面で驚かない

宅配6社の公式ページを開いて分かったことは3つです。
- 北海道と沖縄の送料は、本州の1.3倍から2.7倍。上乗せ額は330円から1,565円で、いちばん大きいのはわんまいる。3倍に届く会社はなかった
- 上乗せを1食に割ると22円から313円。同じ北海道でも、1回の食数しだいで291円の開きが出る
- パルシステムとコープ自然派は北海道と沖縄が配達の範囲外。生協は送料ではなく、注文額で決まる手数料の仕組み
上乗せが大きい会社を外す、という決め方は勧めません。額を知ったうえで食数を決めれば、1食あたりは半分以下まで下がるからです。
今日やることは1つ。気になっている会社の公式ページで、送料の行に北海道と沖縄の金額が書いてあるかを見る。書いてあればその額を食数で割り、書いていなければ届くかどうかから確かめます。それだけで、申し込みの最後の画面に出る数字が読めるようになります。
金額はすべて2026年9月5日時点のものです。送料も配達の範囲も改定されます。申し込む前に、各社の公式サイトの表示をご覧ください。
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