※本記事にはPRが含まれています
「ドル建て学資保険、やめたいけど元本割れするし……まぁ続けとくか」
そう悩んでいる人、たぶん多いと思います。私もそうでした。
こんにちは、うーめんです。40代、妻と子供3人(9歳・6歳・3歳)の5人家族です。
私は2025年に、6年間払い続けたオリックス生命のドル建て学資保険「Candle(キャンドル)」を解約しました。約192万円払って、戻ってきたのは約130万円。約62万円の元本割れです。
数字だけ見れば大損です。でも、今は「もっと早く解約すればよかった」と本当に思っています。
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この記事では、なぜドル建て学資保険を解約したのか、解約時に保険会社からどう引き止められたのか、そして解約して浮いたお金をどうしたのかをリアルにお伝えします。
そもそもなぜドル建て学資保険に入ったのか
長男が生まれたとき、「子供の教育費を準備しなきゃ」と思って保険の窓口に相談に行きました。
初めてのちゃんとした保険の加入。色々な商品を勧められたのを、今でも覚えています。
あの頃、私は若かった・・・。無知だった。
その中で勧められたのが、オリックス生命のドル建て保険「Candle」です。
担当者の説明はこうでした。
「円建てより利率が高いです」「ドルで運用するので将来的にお得です」「学資保険の代わりになります」
当時の私は保険の知識がほぼゼロ。「プロが勧めるなら間違いないだろう。これしよう」と思って契約しました。ほぼ脳死でした。今となっては月々の保険料は約26,726円。正直、家計には重い金額でしたが、「子供のためだから」と自分に言い聞かせていました。
円安で膨らみ続ける保険料
契約した当初はまだよかったんです。問題は、円安が進んでからです。
ドル建て保険は、為替レートによって毎月の支払額が変わります。円安になれば、同じドル額でも円での支払いが増える。
契約した頃は1ドル110円前後だったのが、2023年以降は140円、150円と円安が加速。月々の保険料がどんどん上がっていきました。
「今月また上がってる……」
明細を見るたびにストレスでした。子供の教育費を準備するために入った保険なのに、その保険料が家計を圧迫している。本末転倒です。
「お金の大学」を読んで目が覚めた
転機は、両学長の「お金の大学」という本を読んだことです。
2026年早々に、お金が貯まらない。と漠然と気づきました。
「まぁなんとかなるだろう」そんな気持ちで生きてきましたが、
「なんとかならなくないか?」と気づき、まずはお金系の事について色々調べました。
「お金の大学」はその中の一つです。
この本で学んだのは、保険と貯蓄は分けて考えるべきだということ。
保険はあくまで「万が一のリスクに備えるもの」。貯蓄や資産形成は、保険ではなく投資で行うべき。ドル建て学資保険は、保険と貯蓄がごちゃ混ぜになった商品で、手数料も高い。
いわゆるゴミ保険。(保険屋さんがめっちゃくちゃ儲かる)
「え、自分がやってること、全部間違ってたのか……」
衝撃でした。でも同時に、「損切りしてでも、正しい方向に切り替えた方がいい」と確信しました。
解約を決意。でも保険会社の引き止めがすごかった
解約を決めてオリックス生命に連絡したところ、担当者からの引き止めが始まりました。
「もったいないですよ」
「もう少しで満期なのに」
「本当にやめて大丈夫ですか?」
「お金に心配はないですか?」
「お子さん3人もいらっしゃるのに・・。」
正直、心が揺れました。6年も払い続けてきて、62万円も損する。「もう少し我慢すれば……」という気持ちが出てくるのは当然です。
でも、冷静に考えました。
毎月26,726円をこのまま払い続けるのと、今損切りして月26,726円をつみたてNISAに回すのと、10年後にどちらが得か。
答えは明確でした。
数字で比較:ドル建て保険 vs つみたてNISA
解約を迷ったとき、自分を納得させるために計算しました。
ドル建て学資保険を続けた場合
- 月26,726円を払い続ける
- 為替リスクあり(円安が進めば支払額がさらに増える)
- 満期時の返戻率は為替次第で不確定
- 途中解約すれば元本割れ
解約してつみたてNISAに回した場合
- 月26,726円をインデックスファンドに積立
- 年利5%で10年運用した場合の試算
| 年数 | 積立総額 | 運用益(年利5%想定) | 合計 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 約160万円 | 約21万円 | 約181万円 |
| 10年 | 約321万円 | 約94万円 | 約415万円 |
| 15年 | 約481万円 | 約234万円 | 約715万円 |
※あくまで試算であり、投資にはリスクがあります。
62万円の損失は痛い。でも、そのまま保険を続けていたら、つみたてNISAで得られるはずの運用益を逃し続けることになる。これが「機会損失」です。
元本割れの62万円は、正しい方向に切り替えるための「高い授業料」だと割り切りました。
本当はほけんの窓口に一言文句言いたいくらいなのですが、大人なのでやめました笑。
解約の手続きは意外とシンプルだった
保険会社の引き止めさえ乗り越えれば、手続き自体は簡単です。
- オリックス生命に電話で解約の意思を伝える
- 解約書類が郵送で届く
- 必要事項を記入して返送
- 約2週間で解約返戻金が入金
引き止めトークに対しては、「もう決めたので」の一言の一点張りで大丈夫です。保険会社は契約者が解約を申し出たら、最終的には応じなければなりませんので大丈夫。
解約後、月26,726円をつみたてNISAへ
解約して浮いた月26,726円は、楽天証券でつみたてNISAに回しました。
楽天カードで積立すれば楽天ポイントも貯まるので、実質的なリターンはさらに上がります。楽天経済圏を活用している我が家にとっては、二重でお得な選択でした。
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子供の教育費は、保険ではなくNISAで準備する。時間を味方につけて、15年かけてコツコツ積み上げる。これが今の我が家の方針です。
ドル建て学資保険を解約すべき人・続けるべき人
解約を検討すべき人
- 円安で保険料の支払いがきつくなっている
- 保険と貯蓄を分けて考えたい
- つみたてNISAなど他の運用手段に興味がある
- 満期まで5年以上ある(解約が早いほど機会損失が減る)
- 毎月の保険料が家計を圧迫している
慎重に判断した方がいい人
- 満期まであと1〜2年の人(損切りのメリットが小さい)
- 為替が円高に振れて返戻金が増えそうなタイミングの人
- 保険の死亡保障が他にない人(別途掛け捨て生命保険を確保してから)
まとめ:62万円損しても、解約してよかった
正直に言います。62万円の損失は痛かった。悔しい。
でも、あのまま毎月26,726円をドル建て保険に払い続けていたら、つみたてNISAで資産を増やすチャンスを何年も逃していたことになります。
保険の見直しで月4万円から5千円に削減した話でも書きましたが、「もったいないから続ける」が一番もったいない。サンクコスト(埋没費用)に引きずられて判断を誤るのが、一番高くつきます。
もし今、ドル建て学資保険の支払いに苦しんでいるなら、一度冷静に数字を見てみてください。
「損切り」は負けではありません。正しい方向に切り替えるための、前向きな判断です。
是非見直しして見てください。

