ラベルさん先に答えを書きます。FIT FOOD HOME(フィットフードホーム)は「無添加調理」、わんまいるは「合成保存料・合成着色料は使用しておりません」。この2つは、似た顔をして中身が反対です。
FIT FOOD HOMEは「使わないのが原則。認める例外は4つ」と、許す側の数を決めています。わんまいるは「この2つは使わない」と、抜く側だけを名指ししています。原則が先か、名指しが先か。ここが違うと、商品の原材料名に出てくるものも変わります。
この記事は、どちらがよいかを決める記事ではありません。2社が自分で書いた言葉と、公式に載っている金額を並べるだけです。当サイトはどちらも利用していないので、味や量については書けません。金額と引用は、いずれも2026年9月5日に各社の公式サイトで確かめたものです。
(PR)公式ページなら、その日の金額と表記をそのまま確かめられます
FIT FOOD HOMEの公式ページを見る金額とキャンペーンの内容は、各社の公式サイトでご確認ください
2社が看板に出している言葉を、原文のまま書き写す

比べる材料は、2社の公式サイトにある文だけです。よくある質問と商品案内のページを開き、添加物に触れている文をそのまま写しました。要約せず、書いてある順に並べます。
FIT FOOD HOMEは「無添加調理」と書いている
公式のよくある質問には「添加物は一切不使用ですか?」という問いがあり、答えはこう始まります。
食品を作る上で欠かせない、「豆腐を作るために必要なにがり」のような食品添加物以外は使用しないという基準を設け、「無添加調理」にこだわり製造しております。
そのあとに「現在使用している『添加物』は以下のとおりです」と続き、塩化マグネシウム(にがり)と水酸化カルシウムの2つが挙がっていました。読み物のページ「添加物不使用」にこだわる理由には、枠の数まで書いてあります。
豆腐を固めるための「にがり」など、昔から食品を作るために不可欠とされてきたものは、4つに限り使用を認めています。
わんまいるは「合成保存料・合成着色料は不使用」と書いている
わんまいる公式のよくあるご質問には、一行だけの答えが載っています。
調理工程で合成保存料・合成着色料は使用しておりません。
健幸ディナーの申し込みページには、もう少し長い答えがあります。
健幸ディナーは合成保存料は一切使用しておりませんが、提携調理会社様が持つ、プロの味や食感を湯せん・流水解凍で再現するために、安全性が確認された必要最低限の成分(ニガリ・調味料の一部にアミノ酸等)を使用している料理もございます。
同じページには、こんな案内もありました。「食品添加物無添加、レンジ調理をご希望のお客様は、下記の美食弁当をおススメします。※健幸ディナーとは、調理会社、メニュー、容量など異なります」。わんまいるは、健幸ディナーと美食弁当を自分で分けて案内しています。
同じ「無添加」に見えて、約束している向きが逆だった

前のH2で写した4つの引用文を、約束の向きで整理します。何を約束していて、何は書いていないか。判断はせず、書いてあるかどうかだけで分けました。
| 見るところ | FIT FOOD HOME | わんまいる(健幸ディナー) |
|---|---|---|
| 看板の言葉 | 無添加調理 | 合成保存料・合成着色料は使用しておりません |
| 言葉の作り | 使わないのが原則。例外を4つ認める | 使わないものを2つ名指しする |
| 名前が公開されているもの | 塩化マグネシウム(にがり)/水酸化カルシウム | ニガリ/調味料の一部にアミノ酸等 |
| 公式が触れていないこと | 認めた4つのうち、残り2つの名前 | 名指しした2つ以外がどうなっているか |
| 人工甘味料・着色料 | どちらも使わない。パプリカ色素や紅麹色素のような天然の着色料も使わない | 合成着色料の記載のみ。天然の着色料への言及なし |
FIT FOOD HOMEの言葉は入り口を閉じてから、通す数を4つと決める形です。わんまいるの言葉は2つだけ通さないと決めて、残りは料理ごとに任せる形です。どちらも表示の決まりに反していません。「無添加」に法律上の定義がない話は別の記事で扱いました。
それぞれが「書いていないこと」も、はっきりしている
FIT FOOD HOMEは4つという数を出しましたが、その4つが何と何なのかは公式に出ていません。名前が読めるのは、いま使用中の2つだけです。わんまいるは、名指しした2つ以外について宣言をしていません。かわりにニガリと調味料(アミノ酸等)を先に挙げて、使う料理があると自分から断っています。
読む側にとっては、どちらも同じことです。看板の文だけでは、いくつ入っているかは出てきません。数は商品ページを開かないと分かりません。
同じ数え方で並ぶのは、添加物として表示された品目数だけ

2社の商品ページは、原材料名の見せ方が違います。そろえられる数字と、そろえられない数字を先に分けました。当サイトが以前に両社の商品ページで拾った実数を、そのまま持ってきています。
| 見るところ | FIT FOOD HOME | わんまいる 健幸ディナー | わんまいる 美食弁当 |
|---|---|---|---|
| 調べた範囲 | 販売中の30商品(うちおかず14商品) | 2週分 10食・30袋 | 2週分 10食・30袋 |
| 添加物として表示された品目数 | 30商品すべて表示なし | 1食2品目〜14品目(合計69品目) | 10食とも0品目 |
| 保存料の表示 | なし | 30袋ともなし | 30袋ともなし |
| いちばん多く出た品目 | 該当なし | 調味料(アミノ酸等)19袋 | 該当なし |
| 原材料の欄ぜんぶの品目数 | おかず14商品で6品目〜18品目 | 同じ数え方をしていないため並べられない | |

数字の出どころは2本の記事です。FIT FOOD HOMEの30商品は「無添加調理」の定義と14商品の原材料名を調べた記事で、2026年9月3日に確認しました。わんまいるの30袋は健幸ディナーの品目数を1食ずつ出した記事で、2026年8月29日と9月3日の2回です。
健幸ディナーで出てきた品目は、湯せんと流水解凍のためのもの
健幸ディナーの30袋で最も多く書かれていたのは、調味料(アミノ酸等)の19袋。次が加工デンプンや増粘剤で12袋、着色料(カラメル)が8袋と続きます。公式が申し込みページで先に挙げていた名前と、表示は食い違いませんでした。
わんまいるの1食は3袋に分かれます。3袋を足さないと1食ぶんになりません。FIT FOOD HOMEは1商品が1つの容器なので、そのまま1食ぶんです。同じ「1食」でも、読む枚数が違います。
「表示なし」と「入っていない」は、同じことではない
ここは断りが要ります。作る途中で使われて製品に残らない加工助剤と、原料から持ちこまれて働きを失うキャリーオーバーは、表示しなくてよい決まりです。だから表の「表示なし」「0品目」は、表示に出ていないという意味までしか言えません。この免除については加工助剤とキャリーオーバーを整理した記事にまとめました。
おもしろいのは、この免除にFIT FOOD HOME自身が触れていることです。読み物のページで、表示に出ないものまで規格書を取り寄せて確認していると書いています。免除の存在を先に説明してから、自分たちの手当てを書くという順番でした。
金額・送料・エリア・定期の決まりを、公式で取り直した

表示の話はここまでです。ここからは、注文の前に引っかかりやすいところを2社の公式ページから写します。数字はすべて2026年9月5日に確かめました。
| 見るところ | FIT FOOD HOME | わんまいる(健幸ディナー) |
|---|---|---|
| 届く形 | 冷凍。1品ずつ選んで買う | 冷凍。1食が3袋の組み合わせ |
| 温め方 | 電子レンジ | 湯せんまたは流水解凍 |
| 本体の金額(税込) | 1食分のおかず1品 1,129円か1,243円 | 5食セット 6,780円(定期は6,280円) |
| 1回の最小 | 5個/7個/10個/14個/20個から選ぶ | 5食から |
| 送料(税込) | 都度990円・定期は無料/北海道550円・沖縄1,100円 | 本州・四国・九州1,080円/北海道・沖縄2,645円 |
| 定期の決まり | 初回のみスキップとキャンセル不可。2回目以降は休止・解約可で違約金なし | 次回お届け予定日の6日前までに連絡。頻度は7日ごとか14日ごと |
| 初回向けの案内 | お試しセットの販売なし。1度限りの購入は可 | 初めての方限定価格3,480円(税込・送料別) |
| エリア | ヤマト運輸のクール便。ご利用ガイドの「お届けエリア検索」で確認 | 北海道・沖縄も送料の設定あり。北海道・東北・福岡以外の九州・離島は輸送日が1日加算 |
送料を足すと、1食あたりの金額は近づく
本体だけを見ると、FIT FOOD HOMEのほうが高く見えます。送料を入れて計算し直すと、差は縮まりました。FIT FOOD HOMEの1,129円の商品を5個、都度購入で買うと6,635円で、1食1,327円。わんまいる健幸ディナーの都度注文は5食6,780円に送料1,080円で7,860円、1食1,572円です。定期にすると、FIT FOOD HOMEは送料が消えて1食1,129円、わんまいるは6,280円に送料が乗って1食1,472円になります。
ただし、この計算は同じものを比べていません。FIT FOOD HOMEの1品はおかず1品、わんまいるの1食はおかず3袋の組み合わせです。量までそろえた比べ方は、公式に出ている情報だけではできません。
わんまいるの送料は、同じサイトの中で2通り書いてある
取り直していて、食い違いが1か所ありました。わんまいるの商品ページとよくあるご質問は、本州・四国・九州が1,080円(税込)、北海道と沖縄県が2,645円(税込)です。ところが定期の申し込みページにある特定商取引法の欄には、本州・四国・九州が935円(税込)、北海道・沖縄県が2,500円(税込)と書かれています。同じ会社のサイトで、送料の数字が2通りある状態でした。注文画面に出る金額を、その場で確かめたほうがよさそうです。
なお、わんまいるは入会金も年会費も無料です。定期の6,280円は会員価格として案内されています。他社と並べたいときは、宅配弁当14社の原材料名の公開ぶりを調べた記事に一覧があります。
ただし、品目数が少ない=体にやさしい、ではない

この2つを同じものとして扱うと、選ぶときに足をすくわれます。品目数と食塩相当量は、表しているものが別だからです。2社それぞれの記事で拾った数字を、同じ向きに並べ直しました。
わんまいる健幸ディナーで品目数が最多の14品目だった回は、食塩1.1g。10食のなかで2番目に少ない数字でした。反対に、品目数が最少の2品目だった回は食塩1.7gです。品目数が7分の1でも、食塩はこちらが上でした。美食弁当のほうも同じで、10食とも0品目のなかに食塩3.0gの回があります。
FIT FOOD HOMEでも同じことが起きていました。添加物の欄は30商品とも空でしたが、おかず14商品の食塩相当量は1.12gから4.13gまで開いています。厚生労働省のe-ヘルスネットが示す1日の目標量は、女性6.5g未満・男性7.5g未満。4.13gなら、1品で女性の目標量の6割を超えます。
だから、読むところは2か所あります。原材料名の並びと、栄養成分の食塩相当量。原材料名だけで決めると、食塩相当量を見落とします。
どちらかを選ぶ前に、決めることが1つある

2社の言葉と数字を並べると、選ぶ順番が見えてきます。当サイトはどちらも利用していないので、味の判定はしません。決められるのは、自分が何を気にしているかだけです。
- 添加物の表示をゼロにしたいなら、FIT FOOD HOMEの30商品と、わんまいる美食弁当の10食が、その条件に当てはまりました。健幸ディナーは1食2品目から14品目です
- 調味料(アミノ酸等)まで抜きたいなら、健幸ディナーは30袋中19袋に書かれているので、目的とずれます
- 湯せんで温めたいなら健幸ディナー、電子レンジで済ませたいならFIT FOOD HOMEか美食弁当です
- 食塩を抑えたいなら、品目数ではなく1食の食塩相当量を見ます。この数字は、どちらの会社でも商品ページに出ています
- 北海道か沖縄に住んでいるなら、送料が変わります。FIT FOOD HOMEは550円と1,100円、わんまいるは2,645円が加算されます
1つに絞れないまま両方の条件を満たそうとすると、選べる商品が急に減ります。先に1つ決めて、その1つで商品ページを開く。それだけで、看板の言葉に付き合わずに済みます。
もう1つ、冷凍という前提を外す道もあります。味付けまで済んだ惣菜が冷蔵で届く形なら、再加熱の工程がないぶん、原材料名に並ぶものも変わってきました。宅配5社を1枚にしたのが無添加をうたうおかず宅配の比較記事で、売り場の表示を読むときは売り場の表示から選ぶ手順をまとめた記事が近道です。
シェフの無添つくりおき

- 初回26%OFF+初回の送料は無料
- 1回だけのお試しOK・定期縛りなし
- 化学調味料・保存料など不使用(公式表記)
キャンペーン内容は公式サイトでご確認ください
よくある質問
- QFIT FOOD HOMEとわんまいるの違いは何ですか?
- A
看板の言葉の作り方が逆です。FIT FOOD HOMEは「無添加調理」を掲げ、使わないのを原則としたうえで例外を4つに限ると書いています。わんまいるは「合成保存料・合成着色料は使用しておりません」と、抜くものを2つ名指ししています。届く形も違い、FIT FOOD HOMEは1品ずつ選ぶ電子レンジ用、わんまいる健幸ディナーは1食3袋の湯せんまたは流水解凍です。
- Q添加物の品目数が少ないのはどちらですか?
- A
当サイトが商品ページで拾った実数では、FIT FOOD HOMEは販売中の30商品すべてで添加物の欄が表示されず、わんまいる健幸ディナーは1食あたり2品目から14品目でした。わんまいるでも、レンジ型の美食弁当は10食30袋とも0品目です。ただし加工助剤とキャリーオーバーは表示が免除されるため、この結果は表示に出ていないという意味までを表しています。
- Q1食あたりの金額はどちらが安いですか?
- A
2026年9月5日の公式表示で計算すると、FIT FOOD HOMEは1,129円の商品を5個・都度購入で6,635円、1食1,327円。わんまいる健幸ディナーの都度注文は5食6,780円に送料1,080円が加わり、1食1,572円です。ただしFIT FOOD HOMEの1品はおかず1品、わんまいるの1食はおかず3袋の組み合わせなので、量までそろえた比べ方はできません。
- Q定期の縛りはどちらが緩いですか?
- A
条件の形が違うので、緩いか厳しいかは決められません。FIT FOOD HOMEは初回分だけスキップとキャンセルを受け付けず、2回目以降は休止も解約もでき、違約金は発生しないと書かれています。わんまいるは休止・解約・変更のいずれも、次回お届け予定日の6日前までに連絡する形です。届く頻度は7日ごとか14日ごとから選べます。
- Q住んでいる地域で選べなくなることはありますか?
- A
どちらも生協のような加入エリアの制限はありませんが、送料が変わります。FIT FOOD HOMEは北海道550円・沖縄1,100円が別に加算され、対象かどうかは公式のご利用ガイドにある「お届けエリア検索」で確かめる形です。わんまいるは北海道・沖縄県が2,645円で、北海道・東北地方・福岡以外の九州地方・離島は輸送日が1日加算されると案内されています。
- Qどちらも「無添加」と名乗ってよいのですか?
- A
食品表示の決まりに「無添加」の定義はなく、範囲は書く側が決めています。だから2社とも、言い切りを避けた書き方をしていました。FIT FOOD HOMEが使っているのは「無添加調理」で、認める例外の数を自分で示しています。わんまいるは「無添加」と書かず、合成保存料と合成着色料の2つに限って不使用と書いています。
まとめ:例外を4つと決めた社と、抜くものを2つ決めた社

2社の看板は、似た顔をして反対を向いていました。FIT FOOD HOMEは「使わない」を原則にして、認める例外を4つと決める。わんまいるは「使わない」ものを合成保存料と合成着色料の2つに絞って名指しする。原則が先か、名指しが先か。その違いが、そのまま商品ページに出ます。
実数で並ぶのは1つだけでした。添加物として表示された品目数は、FIT FOOD HOMEが30商品とも表示なし、わんまいる健幸ディナーが1食2品目から14品目、わんまいる美食弁当が10食とも0品目。原材料の欄ぜんぶの品目数は、2社で数え方がそろわないので並べていません。
金額は、送料まで足すと近づきました。都度で買うと、FIT FOOD HOMEが1食1,327円、わんまいる健幸ディナーが1食1,572円。ただし前者はおかず1品、後者はおかず3袋なので、量は同じではありません。
明日やることは1つ。気になったほうの商品ページを開いて、原材料名の並びと食塩相当量の2か所だけを読む。看板の言葉は、そこまでは教えてくれません。
(PR)お試しセットなら、お安く始めることもできます。住んでいる地域で選べます。
- 全国:FIT FOOD HOME(冷凍のおかず・単品は5個から)

- 全国:わんまいる(旬の手作りおかず)

- 関東(1都11県):生協の宅配パルシステム

- 近畿・四国:生協の宅配コープ自然派(青果の6割以上が有機)


