ラベルさん先に結論です。ナッシュの人気6メニューで、原材料名のスラッシュ(/)より後ろに書かれていた添加物は、8個から17個でした。6メニューを合計すると80個。保存料が書かれていたのは、6メニューのうち1つだけです。
ナッシュは完全な無添加ではありません。ただ、「添加物まみれ」と言い切れるほど極端でもありませんでした。この記事では人気6メニューを添加物の品目数で並べ、順位の根拠まで全部出します。数字はすべて2026年8月23日にナッシュ公式サイトで確認したものです。
「多い」と言われるのに、何と比べたのかが出てこない

「ナッシュ 添加物 多い」で調べると、記事はいくらでも出てきます。ところが読み進めても、何個だったのかが書かれていないことがほとんどです。多いか少ないかは、実際の数と比べる相手が決まって、はじめて言える言葉です。
もうひとつ理由があります。宅食の弁当は、1食のなかにおかずが4種類ほど入っています。使っている食材の種類が多ければ、原材料名はそれだけ長くなります。長くなった理由が「弁当だから」なのか「添加物だから」なのかは、表示を開かないと分かれません。
確かめる材料はそろっています。ナッシュはメニューごとの原材料名と栄養成分を公式サイトのメニュー一覧で公開していますし、お客様への約束のページには「ナッシュが使用しない食品添加物リスト」として29種類の成分名が並んでいます。同じページで、全メニュー「糖質30g以下・塩分2.5g以下」を守るとも書いています。
あとは開いて、並べるだけです。
人気6メニューの添加物を品目数で並べた

並べ方は2つだけです。味は判断に入れていません。
- 原材料名のスラッシュ(/)より後ろに、いくつの品目が書かれているか。かっこの中の細目は1つとして扱います
- 同じ数のときは、1食あたりの塩分が多いほうを上に置きます
ここだけ、他の記事と条件が違います。ナッシュは1食の重さ(g)を公開していないため、100gあたりへ計算し直せません。1食で食べきる弁当なので、栄養成分は公式表示のまま1食あたりでそろえました。取り上げたのは、公式サイトの人気ランキング上位6メニューです。
| 順位 | メニュー | 添加物の品目数 | カロリー | 脂質 | 塩分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 鶏もも肉の炭火焼き〜極〜 | 17個 | 266kcal | 16.6g | 2.2g |
| 2 | チリハンバーグステーキ | 15個 | 380kcal | 25.6g | 2.4g |
| 3 | きのことチーズのトマトハンバーグ | 14個 | 366kcal | 22.2g | 2.2g |
| 4 | オニオングリルハンバーグ | 13個 | 400kcal | 27.0g | 2.5g |
| 5 | たらフライの特製タルタルソース | 13個 | 418kcal | 26.5g | 2.4g |
| 6 | チキンのトマトチーズがけ | 8個 | 395kcal | 16.6g | 2.1g |

先に断っておきます。この並びは表示されている添加物の品目数が多い順であって、体に悪い順ではありません。
4位と5位は同じ13個でした。塩分が2.5gのオニオングリルハンバーグを上に、2.4gのたらフライを下に置いています。
6メニュー全部に書かれていたのは、2つだけだった

品目名を突き合わせると、6メニューすべてに共通していたのは加工デンプンと調味料(アミノ酸等)の2つでした。
とろみと味を保つものが、どのメニューにも入っている
6メニュー中5メニューに書かれていたのが、増粘剤、pH調整剤、酸味料、香料、酸化防止剤、香辛料抽出物です。冷凍して電子レンジで温め直すと、ソースの水分が離れやすくなります。加工デンプンと増粘剤は、そこをつなぎとめるために使われています。
品目数が最多のメニューが、いちばん軽かった
17個で1位の鶏もも肉の炭火焼き〜極〜は、266kcal・脂質16.6g。6メニューのなかでカロリーも脂質も最少です。反対に、13個で4位のオニオングリルハンバーグは400kcal・脂質27.0g。品目数の順位と、カロリーや脂質の順位は一致しませんでした。
保存料が書かれていたのは1メニューだけ
6メニューのうち、保存料(ソルビン酸)が書かれていたのはチリハンバーグステーキだけでした。残る5メニューには保存料の表記がありません。なお、公式の不使用リストに載っているのは「ソルビン酸カルシウム」で、ソルビン酸そのものはリストに入っていません。
ただし、品目数が多い=体に悪い、ではない

ここを一緒にすると、選ぶときに迷います。日本で使用が認められている添加物には使用量の上限があり、書かれている品目が多いことは、そのまま食べる量の多さにはなりません。
毎日の体に積み上がるのは、むしろ塩分と脂質のほうです。6メニューの塩分は2.1gから2.5g。厚生労働省のe-ヘルスネットによれば1日の目標量は18歳以上の男性で7.5g未満、女性で6.5g未満なので、1食で目標の3割前後をとる計算です。脂質は16.6gから27.0gまで、10g以上ひらいていました。
つまり、添加物の品目数はどこまで手を加えてあるかを、塩分と脂質は毎日どれだけ体に積み上がるかを表しています。表しているものが違うので、順位もそろいません。見るところは2つあります。
この2つの見方は、宅食にかぎった話ではありません。冷凍食品6商品を原材料名で比べた記事でも、スーパーの惣菜6商品を確かめた記事でも、同じ結果になりました。「無添加」という言葉が何を指すのかは無添加とは?にまとめてあります。
では、宅食は何で選べばいいのか

今回の数字から言えるのは、はっきりしています。ナッシュが強いのは、糖質と塩分を数値で抑えたい人に向けたところです。全メニューで糖質30g以下・塩分2.5g以下という基準を公式が掲げていて、6メニューの塩分も実際に2.1gから2.5gに収まっていました。
いっぽうで、添加物の品目そのものを減らしたい人にとっては、ナッシュはその目的で作られた弁当ではありません。8個のメニューを選んでも、加工デンプンと調味料(アミノ酸等)は入っています。向いている使い道が違う、ということです。
比べる相手は、無添加をうたう宅食だけではありません。同じやり方で冷凍弁当も確かめたところ、デリピックスは3個から15個、三ツ星ファームは5個から10個でした。ナッシュの8個から17個と並べると、冷凍弁当どうしでも幅があることが分かります。
添加物の品目を減らすほうを選びたいなら、その約束を掲げている宅食を、原材料表示で見比べるのが早いです。5社を並べた無添加のおかず宅配おすすめ5社、22商品の表示を確かめたツクリオの添加物の記事、2社を3項目で比べたシェフの無添つくりおきとツクリオの比較が参考になります。
そのうえで、味付けまで済んだおかずを、添加物を使わないと決めて作っている宅配もあります。
シェフの無添つくりおき

- 初回26%OFF+初回の送料は無料
- 1回だけのお試しOK・定期縛りなし
- 化学調味料・保存料など不使用(公式表記)
キャンペーン内容は公式サイトでご確認ください
よくある質問
- Qナッシュは無添加ですか?
- A
無添加ではありません。今回の人気6メニューには、いずれも8個から17個の添加物が原材料名に書かれていました。ただし公式サイトでは、使用しない食品添加物として29種類の成分名を公開しています。
- Qナッシュに保存料は入っていますか?
- A
人気6メニューのうち、保存料(ソルビン酸)が書かれていたのはチリハンバーグステーキの1つだけでした。残る5メニューには保存料の表記がありません。
- Q添加物が少ないメニューはどれですか?
- A
今回の6メニューではチキンのトマトチーズがけが8個で最少でした。加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、セルロース、トレハロース、pH調整剤、塩化Ca、酸味料、カラメル色素の8品目です。
- Qナッシュの原材料はどこで確認できますか?
- A
公式サイトのメニュー一覧から各メニューの写真を開くと、原材料名と栄養成分が載っています。届いた弁当のパッケージ裏にも同じ表示があります。スラッシュ(/)より後ろが添加物です。
まとめ:ナッシュの「多い」は、8個から17個だった

人気6メニューを並べて出た答えは1つです。ナッシュの添加物は、1食あたり8個から17個。合計80個で、保存料が書かれていたのは1メニューだけでした。完全な無添加ではありませんが、名前だけで「まみれ」と決めつけられる数でもありません。
明日やることは1つ。気になるメニューのページを開いて、原材料名のスラッシュより後ろだけを読む。それだけで、うわさではなく数字で判断できます。
そのうえで「味付けは任せたいけれど、添加物の品目は減らしたい」なら、宅食のほうを切り替える手があります。料金と仕組みを確かめたシェフの無添つくりおきの検証記事もどうぞ。
切り替えた場合に月々いくらになるかは、世帯・回数別の総額をまとめた記事で確認できます。
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