ラベルさん先に結論です。対象はメインディッシュ51品。人気の上位10品では、原材料名のスラッシュ(/)より後ろの品目が、1食あたり1個から5個でした。10品を合わせると30個です。
そして、公式が「使用しない」と決めた5分類56品目は、51品の表示に1件も出てきませんでした。保存料も、アスパルテームのような甘味料も、赤色◯号のようなタール色素もゼロです。公式の約束と、表示の中身は食い違いません。
数字はすべて2026年8月29日にGREEN SPOON公式サイトのメインディッシュ一覧と、各商品ページで確認しました。
「添加物は多い?」の答えが、個数で出てこない

「グリーンスプーン 添加物」で検索すると、記事はたくさん出てきます。ところが読み進めても、結局いくつなのかが書いていないことがほとんどです。多いか少ないかは、実際の数が出てはじめて言える言葉です。
理由は2つあります。1つは、公式が「無添加」と名乗っていないことです。掲げているのは「使わない品目の一覧」で、それ以外については何も約束していません。
もう1つは、メニュー数の多さです。メインディッシュだけで51品あり、料理ごとに品目数が動きます。実際、51品の幅は0個から8個まで開きました。
だから、平均だけでも足りません。この記事では人気の上位10品を品目数の多い順に示し、そのうえで51品ぜんぶの傾向まで出します。
公式が「使わない」と決めた品目を、原文のまま引く

まず、宣言文そのものを引きます。公式サイトの「食品づくりの約束」には、こう書かれています。
食材本来の風味を活かした自然な味わいを楽しんでいただくため、必要のない食品添加物は使用しません。
GREEN SPOONの商品には、ガイドラインに定める食品添加物を一切使用しません。
出典:GREEN SPOON公式サイト 食品づくりの約束(2026年8月29日確認)
そのガイドラインは、同じページで開けます。中身は5つの分類、合わせて56品目です。
- 保存料:ソルビン酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウムなど16品目
- 甘味料:アスパルテーム、アセスルファムカリウム、サッカリンナトリウムなど7品目
- 着色料:食用赤色2号などのタール色素、二酸化チタンなど27品目
- 発色剤:亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウムの3品目
- 漂白剤:亜塩素酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムなど3品目
ここが大事なところです。公式は「無添加」とも「化学調味料は不使用」とも書いていません。この56品目の中に、調味料(アミノ酸等)も加工でん粉も香料も入っていないからです。
つまり、その3つは料理によって出てきます。抜くものを名指しし、それ以外は約束しない。この書き方は正確です。
ここまで公開してあるなら、残る仕事は1つ。その言葉が、実物の原材料名と合っているかです。
人気10品の添加物を、品目数の多い順に示す

拾い方は3つだけです。味は判断に入れていません。
- 原材料名のスラッシュ(/)より後ろに、いくつの品目が書かれているか。かっこの中の細目は1つとして扱います。末尾の「(一部に◯◯を含む)」はアレルギー表示なので除いています
- 人気の順は、公式サイトの商品データに入っている注文回数(ordered_cnt)の多い順です。メインディッシュ53品のうち、この数値が取れた51品から上位10品を選びました
- 同数のときは1食の食塩相当量が多いほうを上に。それも同じならカロリーが高いほうを上にします
栄養成分は公式表示のまま写しました。1食あたりの重さは180gから230gです。
| 順位 | メニュー名 | 添加物の品目数 | カロリー | 食塩相当量 | 書かれていた品目 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 鰹香る和風出汁の直火焼きハンバーグ | 5個 | 255kcal | 1.6g | 増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、グリシン、着色料(カラメル、ココア)、酸味料 |
| 2 | 若鶏と大根おろしの和風みぞれ煮 | 5個 | 185kcal | 1.4g | 増粘剤(加工でん粉)、キシロース、V.B1、ポリリン酸Na、調味料(アミノ酸) |
| 3 | 鱈と揚げなすのフルーツ黒酢あん | 4個 | 279kcal | 1.6g | 加工でん粉、膨張剤、調味料(アミノ酸)、乳化剤 |
| 4 | 大ぶり茄子とブロッコリーのチリトマトハンバーグ | 3個 | 271kcal | 2.1g | 増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、着色料(カラメル、パプリカ色素、ココア)、香辛料抽出物 |
| 5 | 野菜たっぷりの甘辛プルコギビーフ | 3個 | 277kcal | 2.0g | 加工でんぷん、調味料(アミノ酸)、カラメル色素 |
| 6 | 鶏もも肉とかぼちゃの柚子香る西京味噌 | 3個 | 193kcal | 1.4g | 加工でん粉、酒精、調味料(アミノ酸) |
| 7 | たっぷり温野菜の濃厚デミグラスハンバーグ | 3個 | 241kcal | 1.3g | 増粘剤(加工でん粉)、着色料(カラメル、ココア)、調味料(アミノ酸等) |
| 8 | 彩り野菜の本格チキンガパオ | 2個 | 291kcal | 2.3g | 加工でん粉、調味料(核酸) |
| 9 | れんこんと鶏つくねの生姜入り黒酢あん | 1個 | 252kcal | 2.0g | 加工でん粉 |
| 10 | たっぷり根菜と特製鶏つくねの味噌豆乳クリーム煮 | 1個 | 218kcal | 2.0g | 加工でん粉 |

ひとこと断っておきます。この順番は、表示されている品目数が多い順であって、体に悪い順ではありません。
同数の組は3つありました。1位と2位はどちらも5個で、食塩1.6gのハンバーグを上に。9位と10位はどちらも1個で食塩も2.0gずつだったので、252kcalの黒酢あんを上にしています。
最多の5個と最少の1個で、開きは5倍。同じメインディッシュでも、料理によってここまで動きます。10品の平均は3.0個でした。
51品ぜんぶで、ガイドラインの56品目はゼロだった

人気10品の外側も含めて、メインディッシュ51品の表示をすべて写しました。合計141個、1品あたりの平均は2.8個です。ここからは、はっきりした形が出ます。
いちばん多いのは加工でん粉と増粘剤で51品中45品
51品のうち45品に、加工でん粉か増粘剤(加工でん粉)が書かれていました。全体の9割近くです。
冷凍で届く以上、ソースは解凍のときに水分が離れやすくなります。とろみを保つ品目は、そこで働きます。
次が調味料(アミノ酸等)で51品中34品
調味料(アミノ酸等)や調味料(アミノ酸)は34品にありました。7割弱です。これは、公式のガイドラインに入っていない品目です。
「化学調味料まで抜けている」と思って選ぶと、ここでずれます。公式が名指ししていないものは、料理の都合で出てきます。
着色料はカラメル中心で21品、保存料と甘味料は0品
着色料が書かれていたのは21品。中身はカラメル、ココア、パプリカ色素、ウコン色素、ムラサキコーン色素です。赤色◯号のようなタール色素も、二酸化チタンもありませんでした。
保存料は0品。甘味料も0品。発色剤も漂白剤も0品です。香料は3品、乳化剤は5品、ポリリン酸Naは6品でした。公式のガイドライン56品目は、51品の表示と一致していました。
2品はスラッシュそのものがなかった
51品のうち2品は、原材料名にスラッシュが1度も出てきません。食材と調味料だけで並びが終わっています。
- 野菜たっぷりの京風そぼろ肉じゃが(和風だし、しょうゆ麹、かつお節粉末などで味付け)
- 飴色たまねぎとオクラの甘口トマトチキンカレー(クミンやカルダモンなど香辛料で味付け)
どちらも人気の上位20品に入っています。スパイスや発酵調味料で味が決まる料理は、書かれる品目が減ります。
ただし、品目数が少ない=体にやさしい、ではない

ここを一緒にすると、選ぶときに迷います。日本で使用が認められている添加物には、使用量の上限があります。書かれている品目が多いことは、そのまま食べる量の多さにはなりません。
毎日の体に積み上がるのは、むしろ食塩とカロリーのほうです。そしてここで、順番がひっくり返ります。
添加物5個で最多だった和風みぞれ煮は、185kcalで10品中いちばん低く、食塩も1.4gでした。反対に、添加物1個で最少だったれんこんと鶏つくねの黒酢あんは252kcal・食塩2.0gです。
いちばん分かりやすいのはチキンガパオです。添加物は2個と少ないのに、食塩2.3gもカロリー291kcalも10品中いちばん高いという結果でした。
食塩がいちばん低かったのはデミグラスハンバーグの1.3gで、添加物は3個。品目数の順位と、食塩やカロリーの順位はそろいません。
厚生労働省のe-ヘルスネットによれば、食塩相当量の1日の目標量は18歳以上の男性で7.5g未満、女性で6.5g未満。2.3gなら、1食で1日の3分の1弱です。
つまり、添加物の品目数はどこまで手を加えてあるかを、食塩とカロリーは毎日どれだけ体に積み上がるかを表しています。表しているものが違うので、順位もそろいません。見るところは2つあります。
この形は、グリーンスプーンにかぎった話ではありません。ナッシュの添加物を人気6メニューで確認した記事でも、デリピックスの人気10メニューの記事でも、同じ形になりました。
では、メインディッシュはどこを見て決めればいいのか

グリーンスプーンが強いのは、使わない品目を56個も名指しで公開しているところです。注文する前に、51品すべての原材料名と栄養成分を商品ページで確認できます。ここまで公開している宅食は多くありません。
いっぽうで、添加物の品目そのものをゼロにしたい人にとっては、メインディッシュはその目的で作られたものではありません。名指ししているのは5分類で、それ以外は料理によって出てきます。
だから、決め方はこうなります。
- 保存料・人工甘味料・タール色素を外したいなら、条件を満たしています。今回は51品とも表記なしでした
- 調味料(アミノ酸等)まで外したいなら、51品中34品に書かれているので、目的とは合いません
- 加工でん粉も外したいなら、51品中45品にあるので、さらに合いません
- 食塩を抑えたいなら、品目数ではなく1食の食塩相当量を見ます。人気10品でも1.3gから2.3gまで開きました
そして、比べる相手を冷凍どうしに固定しないほうが早いこともあります。冷凍したソースを解凍して仕上げる以上、とろみをつなぐ品目はどうしても要るからです。加工でん粉が45品に並ぶ理由は、そこにあります。
味付けまで済んだおかずを、冷蔵で届ける作り置きの宅配という道もあります。再加熱と解凍の工程がないぶん、必要になる品目が変わります。同じ「宅食」でも、選ぶ軸そのものが入れ替わる話です。
そちらも候補に入れるなら、5社を1枚にした無添加のおかず宅配おすすめ5社が参考になります。
シェフの無添つくりおき

- 初回26%OFF+初回の送料は無料
- 1回だけのお試しOK・定期縛りなし
- 化学調味料・保存料など不使用(公式表記)
キャンペーン内容は公式サイトでご確認ください
よくある質問
- Qグリーンスプーンは無添加ですか?
- A
公式は「無添加」とは書いていません。掲げているのは、使用しない食品添加物を5分類56品目で名指ししたガイドラインです。今回のメインディッシュ人気10品では、1食あたり1個から5個の添加物が原材料名に書かれていました。
- Q保存料や人工甘味料は入っていますか?
- A
今回確認したメインディッシュ51品すべてで、保存料と甘味料の表記はありませんでした。発色剤と漂白剤も0品、赤色◯号のようなタール色素も0品です。着色料はカラメルやパプリカ色素などで21品にありました。
- Q添加物がいちばん少なかったメニューはどれですか?
- A
人気10品では「れんこんと鶏つくねの生姜入り黒酢あん」と「たっぷり根菜と特製鶏つくねの味噌豆乳クリーム煮」が、加工でん粉1個だけで最少でした。なお51品まで広げると、京風そぼろ肉じゃがと甘口トマトチキンカレーの2品はスラッシュの表記そのものがありません。
- Q原材料はどこで確認できますか?
- A
公式サイトのメインディッシュ一覧から各商品ページを開くと、原材料名と栄養成分表示が載っています。スラッシュ(/)より後ろに何個書いてあるかを見てください。そこが添加物です。
まとめ:グリーンスプーンの添加物は、人気10品で1個から5個

メインディッシュで出た答えは3つです。人気10品の添加物は1食あたり1個から5個で、合計30個。51品まで広げると平均2.8個。そして公式ガイドラインの56品目は、51品とも表記なしという結果でした。
公式の「ガイドラインに定める食品添加物を一切使用しません」は、51品の表示と一致していました。ただしそれは、添加物がゼロという意味ではありません。調味料(アミノ酸等)は34品、加工でん粉は45品にあります。
明日やることは1つ。気になるメニューの商品ページを開いて、スラッシュより後ろと、1食の食塩相当量だけを見る。それだけで、うわさではなく数字で決められます。
「味付けは任せたいけれど、添加物の品目はもっと減らしたい」なら、冷凍以外に目を向ける手もあります。料金と仕組みまで踏み込んだシェフの無添つくりおきの検証記事もどうぞ。
シェフの無添つくりおき

- 初回26%OFF+初回の送料は無料
- 1回だけのお試しOK・定期縛りなし
- 化学調味料・保存料など不使用(公式表記)
キャンペーン内容は公式サイトでご確認ください

